AXIORYは取引コストの安さが評判の海外FX業者です。
また、特徴として、スキャルピングに適したプラットフォームのcTraderが挙げられます。
そのAXIORYには以下の4つの口座タイプがあります。
2)ナノ・スプレッド口座
3)テラ口座
4)アルファ口座
従来はスタンダード口座とナノ・スプレッド口座の2つでしたが、テラ口座とアルファ口座が新たに追加されました。
各口座のスペックの相違点
各口座のスペックにおける相違点には以下があります。
・注文方式:ECN方式/スタンダード口座のみSTP方式
・最大レバレッジ:400倍/アルファ口座のみ1倍
・1ロット:10万通貨/アルファ口座対象外
・最低取引数量:0.01/アルファ口座のみ1.0
・最大注文ロット:1,000/アルファ口座のみ100,000
・取引手数料:有料/スタンダード口座のみ無料
・ロスカット水準:20%/アルファ口座対象外
・デモ口座:有り(アルファ口座を除く)
・ボーナス:アルファ口座のみ対象外
・プラットフォーム
スタンダード口座&ナノ・スプレッド口座:MT4またはcTrader
テラ口座&アルファ口座:MT5
・取扱銘柄
アルファ口座以外:FX、CFD(株式、株価指数、エネルギー、貴金属)
アルファ口座:現物株式、ETF
全口座で同スペック
以下のスペックは全口座で同一です。
・取扱通貨:日本円/米ドル/ユーロ
・最少入金額:5,000円
・ゼロカットシステム:採用
・最大保有ポジション:無制限
各口座の特徴
各口座の特徴は以下になっています。
1)スタンダード口座
唯一、STP方式を採用している口座です。
STP方式とは、利用者の注文をLP(リクイディティ・プロバイダー、取引の仲介金融機関)に流し、一番安いスプレッドで自動的に成約するシステムのことです。
いつでも成約することができ、取引手数料が無料というメリットがあります。
ただし、スプレッドはECN方式より広くなります。
プラットフォームはMT4とcTraderのどちらかを選べます。
スイングトレードや中長期的なトレードを好む利用者に適しています。
2)ナノ・スプレッド口座
注文方式のECN方式以外はスタンダード口座とほとんどスペックが変わりません。
ECN方式とは、利用者の注文をインターバンク市場(電子取引所)に流し、購入希望者と相対取引をするシステムのことです。
1ロット当たり往復6ドルの取引手数料を取られますが、それをカバーするだけのスプレッドの狭さがあり、コストはスタンダード口座より安く済みます。
ただ、取引量の少ない時間帯や大きなロットによる取引の約定力はSTP方式より劣ります。
cTraderのプラットフォームを使ったスキャルピングや、指数トレードを目指す利用者に適した口座です。
スタンダード口座とナノ・スプレッド口座における主な通貨ペアのスプレッドの違いは以下になっています
(左:スタンダード口座/右:ナノ・スプレッド口座)。
・米ドル/円:1.4pips/1.01pips
・ユーロ/円:1.49pips/1.09pips
・英ポンド/円:1.99pips/1.58pips
・ユーロ/米ドル:1.23pips/0.84pips
3)テラ口座
ナノ・スプレッド口座とのスペックの違いは、プラットフォームがMT4かMT5かの違いだけです。
新しいMT5の方が動作が軽快で速くなっており、時間足チャートの数が大幅に増えています。
ただ、カスタムインジケーターの種類やEAの数はMT4の方が優れています。
自動売買を利用したい人はMT4、裁量トレードによる取引をしたい人はMT5の方がおススメと言えます。
4)アルファ口座
他の3つの口座とは全く性質の異なる口座です。
株式取引のみが対象になっており、米国・欧州市場の現物株式とETFで取引します。
通貨ペアによるFX取引はできません。
なお、取引量に応じた取引手数料がかかり、ボーナスの付与は対象外となります。