海外FX業者のTitanFXは2014年に設立されますが、ボーナスキャンペーンの無い数少ない業者の1つです。
その代わり、スプレッドが狭く、またスリッページの起きない約定力の高さがあることから、頻繁に取引するハードトレーダーにはおススメの業者です。
そのTitanFXには「Zeroスタンダード口座」と「Zeroブレード口座」の2種類の口座タイプが備わっています。
両口座のスペックの相違点
スタンダード口座とブレード口座の異なるスペックには以下が挙げられます。
(左:スタンダード口座/右:ブレード口座)
・取引方式:STP方式/ECN方式
・取引手数料:無料/3.5ドル(1ロット当たり)
・スプレッド(米ドル/日本円):1.33pips~/0.33pips
スタンダード口座の取引方式であるSTP方式は、複数のリクイディティプロバイダー(RP・金融機関)から提供される複数のレートの中から、利用者にとって最も有利なレートで約定させます。
そこに、業者の利益であるスプレッドが上乗せされてレートが配信されます。
スプレッドに業者の利益が加わるため、ECN方式のスプレッドより数値が大きくなりますが、取引手数料がかかりません。
また、STP方式には取引コストを管理しやすいというメリットがあります。
一方、ブレード口座のECN方式は、利用者の注文をそのまま電子取引所へ流し、売買希望者同士の注文を直接マッチングさせます。
両者の希望価格が合致した時点で約定します。
人気の高い通貨ペアの場合は約定スピードが速くなり、またSTP方式に比べて透明性が高いという特徴を持ちます。
ECN方式ではスプレッドに業者の利益が含まれないため、当然STP方式よりスプレッドは狭くなります。
ただし、取引手数料を別途徴収されます。
両口座における主要通貨のスプレッド
両口座における主要通貨のスプレッドは以下の通りです。
(左:スタンダード口座/右:ブレード口座)
・EUR/USD:1.20pips/0.20pips
・USD/JPY:1.33pips/0.33pips
・EUR/JPY:1.74pips/0.74pips
・AUD/JPY:2.12pips/1.12pips
・GBP/JPY:2.45pips/1.45pips
両者ではちょうど、1.0pipsの差があります。
ちなみに、ブレード口座のEUR/USD(ユーロ/米ドル)やUSD/JPY(米ドル/日本円)のスプレッドは、日本のFX業者のスプレッドと同等になっています。
両口座に共通のスペック
両口座に共通のスペックとして以下があります。
1)ゼロカットシステムの採用
両口座とも、ゼロカットシステムが採用されているため、強制ロスカットによって口座残高以上の損失が生じても、追証を要求されません。
つまり、借金を帳消しにしてくれるということです。
2)制限の無い500倍のレバレッジ
両口座とも、最大500倍のレバレッジを利用した取引ができます。
また、500倍のレバレッジに制約がありません。
一般的に、海外FXでは口座残高が増加するとレバレッジの倍率が制限されますが、Titan FXは口座残高に関係なく500倍のレバレッジを利用できます。
つまり、数百万円でも、数千万円でもハイレバレッジの取引が可能です。
3)プラットフォームはMT4またはMT5から選択
プラットフォームはMT4またはMT5から選択できます。
MT4はインジケータが豊富であり、また自動売買プログラム(EA)を利用できるため、自動売買を希望するならMT4がおススメです。
新しいバーションのMT5は動きがスムーズであり、時間足や分析ツールが増えているため、裁量トレードに適しています。
4)共有スペック
以下のスペックは両者に共有されています。
・マージンコール:90%
・ロスカットレベル:20%
・1ロット:100,000通貨
・最小取引量:0.01ロット
・最大取引量:100ロット